こんにちは。イチローです。
今日もPV数向上の為お客様のニーズに沿った記事を提案させて頂きます。
今回の記事は初心者必見。BARデビューをする貴方を応援する記事でございます。
チヤホヤなんてされなくて良い!とにかくバーに行ってみたいんだ!
でも緊張するから予習させてくれ!
そんな方の助けになれば幸いです。
初めてのバーは緊張するもの。まずは予習から始めましょう。バー選びからお会計までをしっかりロールプレイ形式で紹介させて頂きます。
それでは皆様、よろしくお願いします!
初めてのBAR|バーの選び方・探し方
さて、あなたはBARデビューをしてみようと思い立ちました。どんなお店に伺いましょう。
ホテルバー?繁華街のバー?ダーツバーやメイドバーなんかも面白そうじゃないですか?
いやいや、そういえば自宅近くにバーがあったことを思い出しました。
何気に前から気になっていた近所のバー。もし良いお店なら毎日でも通っちゃおうかな…なんて考えたりして。
うん。今回は近所のバーでバーデビューさせて頂きましょう。そうしましょう。
私がお勧めするバーの情報サイトは下記です。
「BAR-NAVI」
サントリーが運営するバー専門の検索サイト。オーセンティックなバーが多めです。ある程度厳選されているのでスムーズに探せます。
「食べログ」
みんな大好き食べログ。情報量はトップクラスです。口コミを読むのも楽しい。
※「Retty」や「HIDEOUT CLUB」と言った情報サイトもございます。興味があればそちらもどうぞ。
初めてのBAR|予算
バーに行ってみようと思っても、正直お値段も気になっちゃいますよね。
なんか高そう
ボッタクられるんじゃないか
不安になる方もいらっしゃるでしょう。
BARではおおよそ3杯で4000〜5000円程になるお店が多いと思います。お二人でしたらその倍です。
しかし2000円/人程で済む事も珍しくありません。お財布に優しいBARも少なくないんです。
大まかな金額は看板や食べログなんかを見てみると何となく察する事ができるでしょう。
一例ですが、ビール500円はお安いお店。ビール900円は3杯で4000〜5000円いくかも。そんな印象です。
また、クレジットカードや電子マネーは非対応のお店も少なくありません。現金をご用意されて行った方がスマートでしょう。
・BARの料金設定・
約4000〜5000円/3杯
※2000円程で済むことも珍しくありません
※1人分の価格です。2人ならこの倍の予算が必要です
街のバーは価格帯に幅があります。この差は席料の有無、そしてカクテルの料金の差が影響しています。
料金の内訳は下記を想定しています。
4000〜5000円の内訳>>
・ビール:900円
・ジントニック:1200円
・マティーニ:1500円
・席料:500円
2000円の内訳>>
・ビール:500円
・ジントニック:700円
・マティーニ:800円
・席料:0円
上記はどちらも実際のお店を参考にした価格です。
価格に見合うかどうかはそのバーとの相性やお財布事情とご相談の上ご判断下さい。
初めてのBAR|チャージ・チャームとは
チャージとは席料の事を指します。そしてチャームとはお通しの事。どちらも「席に座る為に必要な料金」です。300〜500円/人ほどかかります。
「なぜそんなものに料金がかかるんだ!」
そう思われるかもしれません。しかしこれもバーの空気を守る為に必要な事。ご理解頂けると幸いです。
チャージが無料のお店も少なくありません。ご予算に合わせてお店をお選び下さい。
どんなお通しを出してもらえるの?
主に
ナッツ、ポップコーン、柿の種、チョコレートなど
たまに
サンドイッチ、スープ、季節の食材を用いた料理など
お通しにはお店の個性が現れます。お店ごとの違いを楽しむのも面白いですね。
・チャージやチャームって何?・
チャージとは
席料の事
チャームとは
お通しの事
初めてのBAR|バーに行く時間や曜日
さて、行くお店を決めた貴方。お店には何時頃伺いましょうか。
はやる気持ちを抑えられない?
オープンと同時に伺いたい?
少々お待ちくださいませ。バーには「バーの7不思議」というものがございます。
※私が勝手に作りました
お伺いする時間を決める前に、それにまつわる話を一度お聞き下さい。
お勧めする訪問時間
私がオススメしたい来店時間はオープンから1〜2時間後です。
バーとは不思議なもので。
オープンしているはずなのに!
扉も開いているはずなのに!
まだ開店準備が終わっていなかった…
なんて事も少なくありません。そもそも開店していない事もあります。
これがBARの7不思議の一つです。
バーの営業はおおよそ開店1時間後からが本番と考えていた方が精神衛生上よろしいでしょう。焦らない心が大切です。
お勧めする訪問日
お好みに合わせて
やはり月末や週末は活気がある事が多いですね。詳細は下記をご参照下さい。
活気を楽しまれたい方
様々なお客様が賑やかにされている空気を楽しまれたい方は月末、金曜土曜に。
or
ゆっくりされたい方

ゆっくりした時間を楽しまれたい方は月の中頃、月曜火曜など週のアタマにどうぞ。
初めてのBAR|バーに行く時の服装は
さて、お伺いするお店は決まりましたか?それでは次は服選びです!どんな服を着て行きましょうね。スーツ?ジャケット?それともスウェット?
目一杯オシャレして「コイツ…デキる!」なんて思われたいですよね。
そんな貴方にお伝えしたい!私がお勧めするのはこんな服です!

スーツ
ビジネスカジュアル
まずはシュッとした格好でお伺いするのをお勧めします。
なぜシュッとした格好が良いの?
例えば、ホテルや銀座、北新地にあるバーに寝巻きのような格好で伺うと顰蹙を買うでしょう。
しかし、街のバーはそうとは限りません。地元密着型のバーには色々なスタイルがあります。

だったり

だったりします。
街のバーはお店それぞれに文化があり、それぞれのルールがあります。お伺いする前にその空気感を察知するのは困難です。
しかし、どこに行っても浮かない服装があります。それがスーツやビジネスカジュアルです。
リラックスした格好で伺うのは一度訪問して様子を伺ってからでも遅くはありません。お店の空気を損なわない為の服装を心がけましょう。
初めてのBAR|ついに入店!どこに座るか
さぁ、ロールプレイを再開しましょう!
バーに到着した貴方は重たい扉を開けました。するとカウンターの店主さんと目が合いました。

「すいませ〜ん…」と挨拶する貴方を店主は無言で睨めつけます。アウェイ感に驚きながらも貴方は頑張ります。緊張しながらも
「初めてで、◯人なんですけど…」
とお店の方に伝えます。すると、お店の方は怪訝そうな顔をしたまま「どうぞ」と迎え入れて下さいました。
貴方が一見さんでもお店の方は笑顔で迎えてくださるはずです。
しかし!稀にですが!一見さんに驚かれる店主さんがいらっしゃるのも事実…!
お店が常連様で回っている為一見さんが非常に珍しかったり、「私は女性なので、舐められないように(愛想を悪く)している」という方もいらっしゃったりします。
バーで働かれている方にも本当色々な方がいらっしゃいます。
貴方がTシャツ半パンで帽子を被ってニヤニヤ笑いながら入店していない限り貴方に落ち度はありません。
貴方の人間性が伝われば自ずと距離は縮まるはず。
入店時のアウェイ感は深く捉えずサラッと流しましょう。
さて、お店に入って一安心…と思いましたか!?
安心するのはまだ早い!
貴方は選択を迫られます。
カウンター席とテーブル席、どちらに座りましょうか…!!
カウンター
バーの醍醐味。カウンター
2-3名様程度でしたら、カウンターかテーブル席を選ばせて頂けるかもしれません。そんな時は、せっかくですからカウンターに座っちゃいましょう!
カウンター席はバーの醍醐味。バーテンダーの方の仕事ぶりを眺めて楽しみ、そのお話に酔いしれ、バーのサービスを肌で感じる事ができます。
※1名様の場合は基本的にカウンターに通されます。
or
テーブル席
二人の時間を。テーブル席
お二人の時間やグループでの会話を大切にしたい場合はテーブル席をお選びください。お店の方もその意図を察してくれるでしょう。
初めてのBAR|お荷物・お上着
荷物とお上着をクロークで預かっていただく場合もあります。特に理由がない場合は預かって頂くのが良いかと。
もしクロークが無い場合、お上着はハンガーに。お荷物は荷物カゴの中に入れましょう。
ハンガーや荷物カゴも無い場合、お上着は背もたれ、もしくは膝の上に。お荷物は背もたれと背中の間に挟むか、膝の上、足元に置きましょう。
お荷物、お上着をカウンターの上に置くのは大変よろしくないです。
どこに置かれたか分からない物が卓上に置かれるのは見ていて気持ちの良いものではありません。
他の座席の上に置いたりするのも、お店の方に勧められるまでは控えておきたい所。自分の荷物は自分の席の中で完結させましょう。
初めてのBAR|メニューの有無・無い時は
さて、席に着いて一安心。やっと一息つけますね。レストランですと、メニューとお冷やが置かれるタイミングでしょうか。
バーではまず、コースターとおしぼりが貴方の前に置かれます。
「いらっしゃいませ。貴方の席はこちらです」とするおもてなしの心が込められています。
次にメニューが…と思われるでしょうが、バーではメニューが提供されるとは限りません。メニューを置かれる前に「何かお決まりですか?」と聞かれることもございます。
なんで?意地悪?
何か試されてるの!?
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。私はずっと意地悪されてると思ってました。しかし、聞くところによるとこの行為は意地悪とは真逆の行為だったようです。
「NO MENU」というサービス
メニューが無いのは「スタッフがお客様のお勧めを提案させて頂きます」と言う姿勢の現れです。決して意地悪をされたり、貴方のレベルを図っている訳では無いはずですのでご安心ください。
「どうしても…」という場合は一度メニューをお願いしてみて下さい。簡単なメニューを用意して下さっている事もあります。
しかし、メニューが本当に用意されていない場合もあります。この場合はスタッフの方に「バーは初めてで…自分の好みも分からないのですが」などと声をかけてみて下さい。
きっと困った顔をしながらも内心張り切って提案して下さるはずです。
逆に、お任せをお願いしても「メニューがありますので」と一蹴される場合もございます。
また、メニューに対して「このカクテルってどんなカクテルなんですか」と聞いても、そのスタッフさんのレベルによっては
「そのカクテルはそのカクテルです」
「いっぺん飲んでみ」
などと言われるかもしれません。
もう本当なんやねんって思いますよね。でもそんな無礼に苛まれても最後まで礼を尽くしきる貴方が私は好きですよ。
初めてのBAR|何を飲むか
もしスタッフの方がお勧めを提案してくれなかったり、何かしらの理由で自分で注文を決めたい場合にはこの項目をご覧ください。
よく頼まれるお酒を下に記しました。ご参考になりましたら幸いです。
ビール
爽快!生ビール
「生ください」「ビールお願いします」と言うと出て来ます。
『どのビールでしょうか』と聞かれる場合もございます。その場合は「どんなビールがありますか」とお聞きください。銘柄を教えてくださると思います。
銘柄の違いがわからない場合は「分からないので説明頂けますか」と伺えば、誠実な方ならその違いを説明して下さるはずです。
ハイボール
スカッと爽快!ハイボール
ウイスキーのソーダ割りです。
(ソーダ:炭酸水の事。ほぼ無味)
たかがウイスキーのソーダ割りと侮るなかれ。使われるウイスキーの種類はもちろん、炭酸の種類や炭酸の活かし方、殺し方等々スタッフの方々はこだわりを持って作られています。その味の違いをお楽しみ下さい。
「お好みのウイスキーはありますか」と聞かれれば、「飲みやすいものを」「フルーティなものを」「クセの強いものを」などお願いしてみてください。
貴方のお好みに合ったハイボールが提供されることを祈っています。
ジントニック
定番!ジントニック
ジンのトニック割りです。
(トニック:炭酸水。ソーダより甘く、香りがついています)
「ジントニックにはお店の個性が出る」と言われていますが、あまりにもコスり倒されている為バー通い始めの方の黒歴史を作る原因となるカクテルにもなってるんじゃないかと勝手に思っているカクテルです。
ハイボールを頼んだ時と同じように、ジントニックの場合も『どのジンを使いましょう』と聞かれる場合もあります。
その場合もビールと同じように、不慣れであることを伝えた上で、ジンの種類と説明をお願いしたり、「飲みやすいものを」「フルーティなジンを」「ハーブ感が強いジンを」などお願いしてみてください。
きっとお店の方がお勧めを紹介してくれるかと思います。良いバータイムをお過ごし下さい。
カシスオレンジ
バーのカシオレに舌鼓
カシスリキュールのオレンジジュース割りです。
「チェーンの居酒屋でも飲めるものを…」とお思いでしょう。そのようなお店でも頼めるお酒をあえて注文するのも一興です。バーのカシスオレンジの味をお楽しみ下さい。
焼酎
あればラッキー!焼酎
洋酒が中心のバーには置いていない事も少なくありません。しかし「チューハイっぽいカクテル」を頼まれるのはバーテンダーあるあるです。対応して頂けるかと。
また、今年の初めに高橋酒造様が【The SG Shochu】という洋酒のようなラベルの焼酎をリリースされました。
これなんかは置かれているお店も見ますので、よろしければ…
初めてのBAR|ドリンクを待っている間に
さて、注文は終わりましたか?今、バーテンダーの方が貴方の為にドリンクを作ってくださっています。その間手持ち無沙汰になってしまいましたね。
どうしましょう…スマホでも触って時間を潰しましょうか。そんな時、ついやってしまいがちな控えたい行為をお伝えします。
スマホを触りすぎる
バーで長時間スマホを触る事はお勧めできません。極端な例では、テイスティングメモをする際もスマホではなく紙とペンを使用するようにやんわりと伝えられた事もあります。
正直「そこまでする!?」と思いましたが…
時代も時代ですし、お店の方もスマホを触られるお客様への理解は深まっているでしょうが、無難な事は「スマホを触りすぎない事」だと思います。
ボトルに触らない
目の前に色々なボトルが並んでいることもあるでしょう。つい手に取りたくなりますが、これらを勝手に触るのはよろしくありません。
目の前にあるのはお店の財産です。触りたい場合は一言断ってから触りましょう。
写真撮影
写真を撮る場合も一声かけてからがスマートです。ライトを切るのを忘れずに。
初めてのBAR|ドリンクが届いたら
カクテルを提供頂いた場合、味の感想を伝えると話に花が咲きます。基本的には「美味しいです」から入るのが無難かと。
私は一口飲んで
「もっとドライにして欲しいなー!」
とか
「やっぱりマティーニはシェイクの方が好きですね!」
とか大声で言っていた時期があります。恥ずか死しそうです。
要望を伝える場合は、2杯目以降を注文する際に
- 「一杯目より甘いカクテルを」
- 「一杯目よりフルーティに」
- 「一杯目より度数強めで」
- 「一杯目と似た方向性で印象が違うものを」
などお願いするのがスマートかと。きっと貴方の希望に沿ったものを作ってくださるはずです。
2杯目、3杯目と繰り広げられるバーテンダーの味作りの妙をお楽しみ下さい。
初めてのBAR|フード
おやおや。お酒が入って小腹が空いちゃいましたか?何かつまめるものを、と考えた貴方はフードを頼もうと考えました。
お店の方に「フードは何がありますか?」と伺うか、フードメニューを確認させて頂きましょう。
よくあるフード
ナッツ、ビーフジャーキー等の乾き物
あったら嬉しいフード
オリーブ、野菜スティック、チーズ盛り合わせ
あったら非常に嬉しいフード
カツサンド、ハギス、カレーなどお店の個性が感じられそうなメニュー
フードは乾き物しかないお店も珍しくありません。「BARはお酒を飲む場所。乾き物しか用意しない」という信念を持ってらっしゃる方もいらっしゃいます。
フードが充実しているお店に当たったらラッキーくらいの気持ちでいるのがよろしいかと。
初めてのBAR|スマートなお会計
お店の方の会話や技術を存分に楽しんでいると、いつの間にか結構な時間が経っていたようです。酔いも回り始めましたので、本格的に酔っ払う前に帰ろうと思った貴方。
只今よりドキドキのお会計タイムに入ります。
「いくらになるのかな…」
「グラスも高そうだったし…」
「怖い!!!!」
不安に思うかもしれません。しかし大人には、恐れながらもその一歩を踏み出さねばならない時があります!
今日がその日!と踏ん切りをつけ、店員さんにお会計の意思を示しましょう。
お会計の意思を示すには
お会計の意思を示すには、お店の方に「ご馳走様でした」と一言伝えるか、顔の前で人差し指でバッテンを作るのが良いかと。
お会計の意思が伝われば、お店の方が「ありがとうございました」と言ってくれたり会釈をしてくださったりすると思います。
貴方は席に座ったままお待ちください。しばらくすると、店員さんが料金を伝えに来てくれます。
口頭か、料金を書いた紙が貴方の元に届けられます。お金を置くためのトレイも持ってきてくださるかもしれません。お金を手渡し、もしくはトレイに置き、料金をお渡しするとお会計は完了です。
お釣りやレシートが発生する場合は、料金支払い時と同じように席に座っているとそれらを持ってきてくださいます。
お会計の為に席を立つ必要はない場合が多いです。お会計の意思を示した後は、席にお座りのまま料金の提示をお待ちください。
レシートは頂けない事も珍しくありません。必要な場合は「領収書をいただけますか」と伝えましょう。
初めてのBAR|まとめ
お会計も終了!あとはお家に帰ってSNSに今日の感想を上げれば仕事は終了ですね!お疲れ様でした!ロールプレイも終了です。
長々と文章を書かせて頂きましたが、バーの空気は本当お店それぞれです。お店のスタイル、働かれている人の個性、そしてそこに集まるお客様。同じバーは一つとして存在しません。
しかし、だからこそ自分にとって「丁度いい」空気のお店に出会える事も事実です。貴方も「丁度いい」お店に出会えることを祈っています。
貴方の今日行くバーが、貴方にとって「丁度いい」バーでありますように!
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