こんにちは。イチローです。
突然ですが、皆様は宅飲み派ですか?
私はどちらかと言うとBAR飲み派です。
自分好みに整えた空間でお酒を味わうのも良いですが、人や非日常感も合わせて飲むと一層美味しくなる気がします。
しかし先日。
そんな考えが払拭されるようなウイスキーと出会ってしまいました!
今日はリラックスしている時にこそ飲みたいウイスキーを紹介します。
ボウモア15年超です。どうぞ!
LMDW ボウモア15年超|ボトル説明
改めまして。
本日テイスティングするのはこちら!
LMDW ARTIST#7 ボウモア 15年超です。
中身はボウモアの(恐らく)16年。
フランスのボトラー「LMDW(ラ・メゾン・ド・ウイスキー)社」によりボトリングされました。
このARTISTシリーズの特徴は年数表記。
なんと5年区切りで表記しています。
その為、本来は16年熟成ですが表記は15年超となっています。
これも社のこだわりの一つです。
より詳しい情報を知りたい方は下をクリックして下さい。
◆ SPEC ◆
中身|ボウモア 16年
蒸留|2001-
樽|ホグスヘッド
度数|56.7%
補足|シングルカスク
LMDW ボウモア15年超|テイスティング
スペックは非常にシンプルです。
しかし一点気になるとすれば蒸留年。
2001年とは、先日飲ませて頂いたハンターレイン社がオールドモルトカスクとしてリリースしたボウモア13年と同じ蒸留年です。
あのボウモアは非常にフルーティでした。
果たしてこのボトルは如何に…?
それでは、頂きます!
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香り / Flaver
グラスに注ぎ、30分ほど放置。
グラスから甘い香りが漂い始めました。
堪らず鼻を近づけると澄んだ煙がグラスを満たしている事に気付きます。
煙を掻き分けると大きなパパイヤやレモン、セメダイン、穀物、洋梨やリンゴ、蜂蜜を見つけました。
香りに慣れた頃には小麦粉をたっぷり振り掛けたフルーツタルトが完成。
厚みのある味わいを期待し思わず笑みが浮かびます。
味わい / Taste
強いレモン。
しかしエタノールは目立ちません。
口に含む程味わいの持続力も増します。
酸の強いレモンに熟した林檎、フローラルな香り、華やかな煙。心地よいスパイス。
シンプルでない味の変化。その複雑さが嬉しい。
余韻 / Finish
鼻に抜けるレザーと華やかな煙草。
舌の上でじんわりと潮が広がります。
潮の強さは程よい為飲み疲れず。
心地よく残る小さなフルーツキャンディも余韻のキモになっています。
炭酸水を同量加水しても穀物フルーツの印象は変わらず。時間経過でスパイスと混ざり合った煙が立ってきます。
常温の炭酸水で口の中をゆすぐと良い具合に香味を残しながらリセットできるので何杯でも飲める気になってしまいます。自制心が必要です。
LMDW
ARTIST#7/ボウモア over15Yo
BOWMORE over 15 Yo
香り
煙、パパイヤ、レモン、セメダイン、穀物、洋梨、林檎、蜂蜜
味わい
レモン、熟した林檎、華やかな煙、心地よいスパイス
余韻
革、華やかな煙草、潮、フルーツキャンディ
LMDW ボウモア15年超|まとめ
美味しい。まさにこれは自宅で飲みたいウイスキーです。
このボトルを初めて飲んだのは持ち寄り会。当時はこの味わいに気付く事が出来ませんでした。
その理由はやはりシチュエーションかと。その時々に合ったお酒はあるのではとないか思わされました。
もしかすると、よくよく例に挙げる下のボトル…
・ボウモア26年トリロジー
・ファークラス31年シマジボトル
これらも一人で落ち着いて飲むとその良さに気付けるのかも…なんて思ったり。
大変勉強になりました。ご馳走様です。
LMDW ARTIST#7
ボウモア 15年超

LMDW ARTIST#7 ボウモアを一言で表すと
穀物パパイヤと華やかな煙草
LMDW ARTIST#7 ボウモアをお勧めしたい方
一人でしっとりと
リラックスしている時
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