6c_スペイサイド

クライゲラキ蒸留所|価格や味は?名前の由来や歴史も解説【スコッチウイスキー・スペイサイドモルト】

クライゲラキ蒸留所|スペック

【会社】
John Dewar & Sons社(バカルディ社傘下)

【国】
スコットランド、スペイサイド

【名前の由来】
クライゲラキ村の名
ゲール語の「Creag Eileachaidh」からなる
「岩ばった丘」の意味

【ラベル】

【ロゴ・アイコン】

【ボトル】

【原料】
仕入先:Boortmalt Glenesk

【ピート】
1-2ppm

【仕込み水】
ブルーヒル・ダム
(リトル・コンバルヒルとも呼ぶ)

【発酵曹】
47,000 Lx8基
シベリア・アカマツ製

【イースト】
Kerry Bio Science liquid yeast

【発酵時間】
56時間

【蒸留器】
Wash stills(2万2730L) – pans x2基
spirit stills(2万2730L) – coils x2基
すべてストレートヘッド式

【冷却器】
ワームタブ

【樽】
熟成はスコットランドの「ミッドランド」にて
・ホグスヘッドのバーボン樽
・バットのシェリー樽で熟成

【年間生産量】
410万L

【ブレンド先】
ホワイトホース

クライゲラキ蒸留所|特徴

本蒸留所で生まれた原酒の98%がホワイト・ホースを始めとするブレンド・ウイスキーとして使用される

フィディック川とスペイ川の合流する地点に設立された

オイルヒーティング
グレネスクの特別な窯で乾燥させた大麦麦芽を使用している唯一の蒸留所
ピートではなく、油で焚いた火を使用しているので望ましい量の硫黄香が生成され、他蒸溜所のウイスキーよりも目立って重みのある味わいが生まれてくる。

クライゲラキは硫黄香をポジティブに捉えている

硫黄を感じる原因
1.樽内の硫黄キャンドルを燃焼させて細菌感染を防ぐ方法です。 これはかつて、ウイスキー業界向けの特注のキャスクの台頭によりヘレスでは標準的でしたが、その慣行は現在非合法化
2.大麦に由来し、ウイスキーの製造過程で自然に生成されます。そしてこの場合、
硫黄が時間の経過とともに消えることです。つまりマーカーとして機能します。 硫黄香が解除されると、精霊は肉のように(クラガンモア、モルトラッハ、ベンリンズ)または香り高く(グレンキンチー、スペイバーン、バルブレア、アンノック、およびクレイゲラチー)として現れることを示します。言い換えると、硫黄が望ましい場合があります

ワームタブに含まれる少量の銅が硫黄香の生成を促進する
この香りが成熟したスピリッツに重みを与える
そして長い発酵によりトロピカルでフローラルなノートを獲得。
フルでありながらアロマがある為、ブレンデッドウイスキーの貴重なモルトとなりました。

創業者のマーキーは、大麦の配合については、秘密のレシピを考案し、それはBBM(bran、bone、muscle)と呼ばれ、蒸留所の床に隠し、その大麦粉は従業員にも構内でのみで使用するように命じていた

スコットランドでも「ピート香が好き」という客が、「スペイサイドのものが呑みたい」と主張する場合には、まずクライゲラキを勧めるという

クライゲラキ蒸留所|歴史

19世紀初期
ラガヴーリン蒸留所が誕生。

1878年
ラガヴーリン蒸留所にピーター・J・マッキーが入社
“休み知らずのピーター”と呼ばれる

1890年
ホワイト・ホース」の創業者ピーター・マッキーと蒸留家アレクサンダー・エドワードによってクライゲラキ蒸溜所株式会社を建設
設計士はチャールズ・ドイグ
設計時より果実味のある個性を作るという明確な意図があった
当時、利便性の高い鉄道があったという非常に一般的な理由でその場所が選ばれた
水車を動力としてウォッシュスチルを運転

1916年
マッキー社となる

1920年代
一時「ホワイト・ホース蒸留所」という名を掲げていた

1927年
DCLとなる

1964年
蒸溜所改修を行う
ウォッシュを撹拌するために水車とフロアモルティングが廃止された

1986年
UD社となる

1997年
ディアジオ社

クライゲラキ蒸留所|製品・種類・ラインナップ

クライゲラキ13年

クライゲラキ17年

クライゲラキ19年

クライゲラキ21年

クライゲラキ31年

 

ABOUT ME
ジロー/ Giraud
ジロー/ Giraud
気付いたらウイスキー沼に引きずり込まれてました。責任取ってください。