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クラガンモア蒸留所|価格や味は?名前の由来や歴史も解説【スコッチウイスキー・スペイサイドモルト】

クラガンモア蒸留所|スペック

【会社】
ディアジオ社

【国】
スコットランド、スペイサイド地方、ノッカンドゥの南西、バリンダロッホ

【名前の由来】
ゲール語で「突き出した大きな岩」

【ラベル】

【ロゴ・アイコン】

【ボトル】

【原料】
主に自家生産の麦を使用

【ピート】
軽くピーティ

【仕込み水】
クラガンモアの丘の湧き水

【発酵曹】
オレゴンパイン製
11.6kℓx6基

【イースト】
クリームタイプ

【発酵時間】
50時間以上

【蒸留器】
4基
小型。ボール型・フラットトップのL字シェイプ
スチーム加熱

【冷却器】
ワームタブ

【樽】
バーボン樽が中心
シェリー樽、ポートワイン樽、etc…

【年間生産量】
300万リットル

【ブレンド先】
オールドパー、ホワイトホース、アンティクァリー、クレイモア

クラガンモア蒸留所|特徴

生産量の多くをこれらのブレンデッド用として提供

再溜用のスチルの頭部が直角に曲がっておりL字型をしています
トップはフラットで、ラインアームは側面から突き出ています
ジョン・スミスが追求したスチルのカタチ。
(スティルの頭部が切り落とされたのはスティルルームに入れるためだったと言われているが、この説に首をかしげる人間は多い。)
スチル上部を平坦にすると内部で還流を起こりやすくし、スチル内の不純物が再溜釜に戻ります。釜に戻った不純物は再度蒸溜され、より純度の高いスピリッツが精製できる…という寸法です。
ウォッシュスチルのラインアームの角度は鋭角
スピリットスチルのラインアームの角度は鈍角
どちらもワームタブで冷却されます

この一風変わったポットスチルの形がクラガンモアの軽やかな口当たりとリンゴ様の風味に大きく関係していると考えられています。

スペイサイドの至宝ともいわれています

その味は、柑橘類、スパイス、果物。リッチで肉質なニュースピリッツを生み出します。

創業者ジョン・スミス氏は、一説によればグレンリベットの創始者「ジョージ・スミス」の私生児だったともいわれている人物で、19世紀のハイランド地方を代表するウイスキー職人。経営能力に長けた人物で、過去にマッカランやグレンリベット、隣接するグレンファークラス、ダルユーイン、ウィショウ…等々名だたる蒸溜所のマネージャーを務めていました。出荷時の流通の効率化を考え、ストラススペイ鉄道の沿線に蒸溜所を建て、後に支線を蒸溜所敷地内まで延ばす。これにより、スミスはローランドから樽と石炭を得て、スピリッツをブレンディングハウスに迅速に出荷することができます

クラガンモア蒸留所|歴史

1869年
ジョン・スミス氏により創業
ジョージ・マクファーソン – グラント3世から土地を借り受けて設立

1886年
ジョン・スミスが亡くなる
ジョンの兄弟ジョージに運営が引き継がれ

1893年
ジョージの息子ゴードンが運営を引き継ぎます

1901年
蒸溜所を改築、近代化を図る
タリスカーやグレンバーギなど著名な蒸溜所の設立に関わった名匠チャールズ・ドイグが設計に大きく関わる

1912年
オーナーのゴードン・スミスが死去
妻であるメリー・ジェーンが経営を引き継ぎます

1917年〜1918年
第一次大戦による原料不足のため蒸溜所を一時閉鎖

1923年
マッキー社(現ホワイト・ホース)とジョージ・マクファーソン – グラント5世が共同設立した「クラガンモア・グレンリベットディスティラリー社」が蒸溜所の所有権を得る
スミス家による経営が終わります。

1927年
ホワイトホースがDCL(現ディアジオ)の傘下に
必然的にクラガンモアもDCLの傘下に

1941年
第二次世界大戦による原料不足のため生産が一時ストップ

1964年
ポットスチルを4基に増設

1965年
マクファーソン・グラント家が所有している株をDCLが取得し、蒸溜所は完全にDCL傘下に

1986年
UD社の傘下となる

1997年
ディアジオ社の傘下となる

2002年
ビジターセンターを開設

クラガンモア蒸留所|製品・種類・ラインナップ

クラガンモア
12年

樽:バーボン樽
ウイスキー評論家のマイケル・ジャクソンの採点で90点、スペイサイドではマッカランに告ぐ高得点。UD社が提唱していた、蒸溜所各地域の特徴を代表する蒸溜所ごとの銘柄「クラシック・モルト・シリーズ」にも選ばれた非常に評価の高いボトル。

クラガンモア蒸留所|動画

 

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気付いたらウイスキー沼に引きずり込まれてました。責任取ってください。