テイスティング・レビュー

ローグスバンケット|樽や価格、味や違いの評価評判【コンパスボックス】

どうも皆さまこんにちは。

三度の飯より美しい物が好き。
パンが無ければお菓子を食べればいいじゃない。

令和のノブレスオブリージュ、イチローです。

青春は矢沢あい魚喃キリコ古屋兎丸を読んで過ごしたイチローは砂糖を食べてマシュマロを排泄するような人間に成型されてしまいました。

イチロー
イチロー
エゴン・シーレの拡大コピーが敷き詰められた部屋で中村明日美子先生の作品を読む毎日でした
ジロー
ジロー
拗らせた芸大生の煮こごりのような男でございます

 

そんな男がラベルに惹かれてつい購入してしまいました。

それがこちらのボトル

RoguesBanquet
ローグス・バンケット

でございます。

まず語りたいのは、この素晴らしい見た目!
先ほどから感性が刺激され続けています。

見ただけで5年は若返りそうになるこのボトルには、コンパスボックスというボトラーが作り上げたブレンデッドウイスキーが入っています。

一体どのようなお味がするのでしょう!
このラベルと同程度の感動を与えて頂けるのでしょうか。

期待感は膨れ上がり、ハードルは上がる一方です!

それでは、テイスティングさせて頂きます!

イチロー
イチロー
この画像では見切れてしまいましたが、ラベル下部に我らがピートモンスターも描かれています
ジロー
ジロー
我らがピートモンスターは本当に愛されています

ボトル説明

Rogues’ Banquet/ローグス・バンケット

「チョけた奴らの大宴会」と名付けられたこのボトルはコンパスボックス社の創立20周年を記念してボトリングされました。

度数は46%。
もちろんノンチルノンカラー。

曰く、「20周年を祝うにふさわしい熟成感とフレーバーを産んでいるこのボトルは、イマジネーションに満ち溢れた食卓を思い浮かばせます!」とのことです。

イチロー
イチロー
Roguesの気の利いた翻訳が思い浮かばなくて…
ジロー
ジロー
「チョけた」て

 

コンパスボックスのブレンデッドウイスキーでは恒例ですが、構成原酒のブレンド比率も公開されています。

ミルトンダフを中心に、グレーンはノースブリティッシュを使用。

味付けにクライヌリッシュグレンエルギン

成る程さっぱり分かりません。

イチロー
イチロー
この表を見て味の想像ができる男になりたいです
ジロー
ジロー
焦らず経験値を積んでいきましょう

テイスティング

それでは実際に味わってみましょう!

まずは見た目から…

粘性はほどほどですね。
無くもなく、ありすぎもせず。

香り

香りは如何でしょう。

鼻をつく蜂蜜、セメダイン、洋梨。
レモンキャンディの味わいを予感させますね。

とはいえ穀物の香りもあり、良い意味での素朴さも感じます。
ミルトンダフを飲みたくなりました。

時間が経つにつれセメダインは軽くなり、糖蜜洋梨が目立つように。
鼻に抜けるラクトアイスのような香りも。

一滴加水で先程まで刺激的だった溶剤感が少しまとまりを見せました。

 

イチロー
イチロー
いわゆる「バーボン樽感」を感じ取りやすいボトルですね
ジロー
ジロー
その奥にある穀物様の香りが深みを生んでいます

味わい

さぁ、お次はお味です。
きっとドライなお味がするんでしょう?

頂きます。

 

 

…おぉっ!!!???

 

ドライかと思いきや…

 

まったり

 

大変まったりで優しくスパイシー。
なるほどこう来ますか!

ドライではありますが、それを上回るまったり感。

他の香味は大変お優しいですね。

口の中で転がせば転がすほど香味が離れていくのが印象的でした。

※抜栓から日が経つと香りの薄さは抜け始め、蜂蜜やミカン、フローラルな香りが立ち始めました

イチロー
イチロー
最近「優しさ」と「まったりさ」と「重たさ」を同一視するべきか否か混乱中です
ジロー
ジロー
おそらく同一視しても良いとは思うのですが…悩みのきっかけとなった出来事はこちらの記事をご覧ください

飲み進めましょう

私は飲む際は少量ずつ口に入れる癖があります。
次はグイッと口に含んでみましょう。

ほどほどの量を口に含めば、蜂蜜とレモンキャンディが優しさ(重たさ)を上回ります。
とはいえその分ドライさも強調されるので良し悪しですね。

また、口内で転がさずグイグイ飲むと、甘やかな蜂蜜とフローラルな余韻が楽しめます。

余韻は短くフローラル。

味は香り通りですね。
加水の量を増やせばフローラル、苺が増えます。
まったり、もたっとした感覚が目立ちます。

イチロー
イチロー
「転がさずに飲む」という飲み方もアリですね
ジロー
ジロー
転がし過ぎると香りが儚く散ってしまう、なんてこともあるんですね

※開栓直後は香りが立っていなかった為このような印象を受けました。

同量加水で

要素は…蜂蜜、洋梨、スパイス、溶けた餅、苺大福

味はかなり繊細になりました。
スパイス?アルコールの刺激?
それが残ります。

イチロー
イチロー
ご馳走様でした!
ジロー
ジロー
それではまとめに入ります

最後に

今回は「転がさずに飲む」という新しい飲み方を発見させて頂きました。

このボトルをまとめると…

◆コンパスボックス:ローグスバンケットは…
まったりドライ
レモンキャンディ、スパイス、フローラル

_です。

ドライでまったりとしたベースにレモンキャンディとスパイス、木香で特徴付けたようなウイスキー。
余韻はフローラルな香りが軽やかに香ります。

カナディアンウイスキーをよく飲まれる方にお勧めしたいボトルです。

 

ふと気付いたのですが、口の中で転がさずに飲むスタイルはワイワイと賑やかな中で飲むのにぴったりですね。

それはまさにこのボトルのコンセプトに沿った飲み方ではないでしょうか。

私もこの楽しげな宴会の中に身を置いている事を想像しながら飲む事でボトルのポテンシャルを存分に発揮させていこうと思います。

イチロー
イチロー
まったり感とドライの両立が面白いですね
ジロー
ジロー
ストラスアイラやモートラック、ロセス等の「まったり系ウイスキー」と飲み比べると要素の違いを楽しめそうです。そういう意味では味もしっかり設計されているのでは、と考えさせられます

 

 

また、炭酸水とも合わせてみましたがそれもアリかなと。

炭酸量をウイスキー量に対し1/3、1/2、等倍、2倍と試しましたがそれぞれに良さがありますね。

ウイスキーの個性を味わうなら1/2以内に収めた方が良いと思いましたが、等倍でも「蜂蜜、洋梨、フローラル」の要素はしっかりと感じます。溶剤感が苦手な方は等倍以上でも。個人的には2倍でもOKです。

加水量を増やせば増やすほどまったり感(重たさ)が目立たなくなるので、自分にとって気持ちの良い量を見つけようと試行錯誤するのも楽しいと思います。

イチロー
イチロー
こういったボトルと出会うと自分の感覚が不安になります
ジロー
ジロー
いっそ自分の感覚を信じ切ってもいいのかもしれません

まとめ

◆コンパスボックス:ローグスルージュは…
まったりドライ
レモンキャンディ、スパイス、フローラル

イチロー
イチロー
本日もご覧頂きありがとうございました
ジロー
ジロー
また次回もお会いしましょう〜
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ABOUT ME
ジロー/ Giraud
ジロー/ Giraud
気付いたらウイスキー沼に引きずり込まれてました。責任取ってください。