こんにちは。
酒は飲めども飲まれるな。イチローです。
お酒は「百薬の長」。
適度な飲酒は健康に良いと言われています。我々酒飲みにとって免罪符ともなりうる、とても有難いお言葉です。
私はその言葉を盾に毎日気を失うまで飲んでいました。最終的には「時短」という名目で湯船に浸かりながらハイボールをかっ食らう事でスピーディに「オチる」技を身につけました。
とても要領が良いですね。
この人はきっと仕事も出来るでしょう。
\任せて下さい/
しかし最近は体が重く。
「百薬の長は嘘っぱちだった!?」
「量が足りないのか!?」
「もっと飲めば薬になるのか!?!?」
と怯える毎日です。
もう飲むしかありません!
どうも。いつか来るであろう肝臓のストライキに怯えるイチローです。
今日も宜しくお願いします。
今日飲むお酒はどんなお酒?
さて、今日は「アイラの良心」ブナハーブン28年のテイスティングを行います!
※現行の12年と合わせてテイスティングします
クセが強い!と言われがちなアイラウイスキーの中で本当に優しい香味を持つブナハーブン。これなら健康にも良さそうですよね。酒量が増えても肝臓は許してくれるはずです。きっと。
ボトラーはシグナトリー社。
20世紀末に生まれたボトラーですが中々評判が良いようで。
詳しく知りたい方は下をクリックして下さい。
ブナハーブン28年はどんな味?

SIGNATORY
ブナハーブン28年(1989)
Bunnahabhain 18yo (1989)
ひと口飲むと…新鮮な丸ごと白ぶどう。塩鮭。
程よいアルコールの刺激。
二口目以降は優しい穀物感が長く残ります。
そして煤。石。
・オフィシャルのブナハーブン12年の味は?・
白ぶどうを感じたと思いきや、余韻が砂に水を撒いたように潔く去っていく。二口目以降は塩。焦げた肉。
最後に
何でしょう、このやる気のないテイスティングコメントは。仕事ができないにも程があるのではないでしょうか。
オフィシャルの12年と飲み比べて正解でした。
アルコールが弱まり、白葡萄が強まり。香りは弱めだが比較的長持ち。無機質な味わいが残る、と…ふむふむ。
…
私はブナハーブンが嫌いではありません。
信じてください。お願いします。
しかし鬼門ではあります。
オルトモアやデュワーズの長熟に見えるような柔らかさ…スムース、滑らかさ。
何か試されているような気になってしまいます。
要はピートを炊いてくれという事なのですがブナハーブンはこの滑らかな繊細さが個性なのでしょう。繊細な香りかつ感じる塩鮭。いいじゃないですか。個性です。
恐らくこのボトルも自宅で落ち着いた気持ちでいる時に真価を発揮するボトルでしょう。以前頂いたリキッドサンのブナハーブン35年もそんな感じでしたし。
いつかまた体調の良い日に1杯目から頂きたいですね。空腹時や舌が敏感なタイミングで飲むとより美味しさを実感できそうです。
それでは本日もありがとうございました。
またの機会をお待ちしております。

