ブルックラディ蒸留所|スペック
【会社】
レミー・コアントロー社
【国】
スコットランド/アイラ島/ブルックラディ
地区:アイラ
【名前の由来】
説1)海辺の丘の斜面
土屋守氏の解読なれどゲール語のつづりは示していない
説2)もりあがった海岸
蒸留所の公式サイトから ゲール語のつづりはかいていない
説3)海岸の土手
Bruach a’ Chladaich もしくは Bruach a’ Chladaigh
【ロゴ・アイコン】
—
【ボトル】
—
【原料】
大麦:Bairds社
100%スコットランド産
中でも51%がアイラ島産
スコッチウイスキー業界では、大麦のフレーバーへの影響は少ないとされています。しかし、ブルックラディ蒸溜所は大麦の品種はとても重要な要素だと捉えています。
【ピート】
70%:Non peated (Bruichladdich)
20%:40ppm (Port Charlotte)
10%:80〜300ppm以上 (Octomore)
【仕込み水】
An Toran(真の水の井戸と呼ばれる)
水はオクトモア農場の湧き水を使用。アントルムという小さなダムから水を引いており、仕込みやボトリング、蒸溜所内の清掃に使用しています。
【発酵曹】
オレゴンパイン製 x6基
まっすぐで節目のないオレゴンパインは漏れがないと言われています。
片方はスプリンターのように早く活動する酵母、もう片方はゆっくり時間をかけて活動する酵母と言われています
【発酵時間】
75-80時間
【蒸留器】
初留器:プレーン・ロング/ワイドネック [17,500ℓ x2]
再留器:プレーン・ロング/ナローネック [12,500ℓ x2]
加熱:スチーム式
【冷却器】
シェル&チューブ
【樽】
[バーボン樽] —
※アメリカンオークの新樽やワイン樽、シェリー樽も使用
【年間生産量】
150万ℓ
【ブレンド先】
なし
全てシングルモルト用として製造されています
ブルックラディ蒸留所|特徴
原酒の特徴
フローラル、エレガント、シトラス
ゆっくりと蒸留する事で酒質は軽やかでフローラル、エレガントに。
ミドルカットの際は滴るように時間をかける事が肝要だと語ります。
スコットランド産の大麦は甘みを。アイラ島の潮風もは塩味を生みます。
また、全てがノンチルフィルタード、ノンカラーリング。オーク由来のナチュラルオイル(シトラスの香り)を目立たせます。
電子機器は使われておらず、全て職人達の経験によってウイスキーは作り上げられています。
シトラスの香りはアルコール度数が低いと安定しない為、クラシックラディのアルコール度数は50%にしています。
度数は高く見えますが、軽やかでフローラル、エレガントな酒質によりストレートでも味わっていただけます。
大麦へのアプローチ
スコッチウイスキー業界では、大麦のフレーバーへの影響は少ないとされています。しかし、ブルックラディ蒸溜所は大麦の品種はとても重要な要素だと捉えています。
2003年に初めてオーガニック大麦の使用
2004年、初めてアイラ島の大麦を使用
アイラ島ではここ100年ほど大麦が作られていませんでしたが、ジム・マッキュワン氏が地元の農家に掛け合い、大麦を作ってもらうよう説得したのです。
はじめは2軒しかなかった契約農家も現在は19軒に増え、ブルックラディで使われる麦芽の4割(18年は5割以上)をアイラ・オークニー諸島産のもので占めるようになりました。
製麦も島内のインバネス製麦所にて行われています。
現在21の農場から大麦を仕入れています。6つのサイロで大麦をタイプごとに保管。
現在、アイラ島の大麦を年間1000トン購入しているとの事です。およそ1エーカーにつき2トンの大麦が入手できるとの事
アイラ島で大麦を栽培するのは天気や雁、鹿との戦いが必要になると。大変だがやりがいのあるチャレンジだと語ります。
これは、ブルックラディの創設者がワイン業界出身だからこその成果だと言われています。
テロワールを重視
全てをアイラ島で賄うことは大変ですが、それを行うからこそアイラウイスキーを名乗れるのだと語ります。
また、アイラ島でウイスキー蒸溜所に勤務する人数は200名。うち80名がブルックラディ蒸溜所で勤務されています。ブルックラディ蒸溜所はアイラ島で2番目に小さい蒸溜所ですが、雇用数は1番です。
樽の真価
熟成は全てアイラ島の海岸沿い、ロッホ・インダールで熟成します。
熟成庫は壁が厚く湿度が高い理想的な環境だとしています。潮風がタガをサビさせるのだけが難点だとも。
熟成庫には1990年代に蒸留、様々な樽で熟成されたものも。ワイン樽にはLA TOURやMOUTON ROTHSCHILD、HAUT BRIONの樽も使用。
※アードベッグのショーティくんに似た犬が登場します。
オンラインセミナー動画
公開日:2020/06/01
講師:ジャック・チェンバース氏(ブランドアンバサダー)
ブルックラディ蒸留所|ブランド
ブルックラディ
香味>>
ハチミツ、レモン、フローラル
現在ボトルは背が低くカラフルですが、昔は細長いトール瓶でした。
ポートシャーロット
香味>>
美味しいバーベキューのアロマ
通常ピーテッドモルトを使用すると薬品や石炭を連想する香味が目立ちますが、このポートシャーロットは違います。
旅行小売店限定のPC12 Oileanach Furachailは、ブルックラディのマスターディスティラー、ジム・マッキュアンの引退と、その後継者Adam Hannettへの継承を意味するボトルです
名前の由来>>
ブルックラディの2マイル南に存在する、ポートシャーロットの村で操業していたロッホインダール蒸留所(1829-1929)にちなんでいます。
当初ポートシャーロット蒸留所として知られていたこの施設は、年間128,000ガロンのスピリッツを製造していました。
今もその施設は熟成庫として使用されています。
初リリース>>
2005年:PC5 Evolution
ブランドコンセプト>>
「もし背が高く、首の長いビクトリアンスチルでヘビリーピーテッドのスピリッツを蒸溜したらどうなるか。」
「フローラルでエレガントなブルックラディとヘビーピートがどのようにマッチするか…。」
そうジム・マッキュワン氏は語ります
ピートの産地>>
ハイランド、ケイスネス産
ブリテン島の北東端に位置するなだらかな土地で、良質な板石の産地としても有名な場所。
ピートの成分がアイラ島のものとは異なり、灰やたき火のニュアンスを付与するとされています。
ピートレベルの調整>>
ピートレベルは0ppmのブルックラディ用の麦芽と80ppmのオクトモア用の麦芽を混ぜて調整しています。
ロイズとポートシャーロット>>
2018年のはじめに北海道の製菓会社「ロイズ 」がポートシャーロット入りの生チョコレートを発売しました。
オクトモア
香味>>
強いピート。潮、フルーティー、フローラル、バニラのノートがタフな煙の中に存在します。
名前の由来>>
ポートシャーロット村の中腹にある農場に由来
ゲール語で「偉大なる8番手」を意味します。
オクトモアはモンゴメリー家により1816年から1852年にかけて独自の認可を受けた蒸留所として運営していました。
自社生産した大麦を使用し、1826-27年には1週間で約65樽(ホグスヘッド)分のスピリッツが蒸留されました。
なお、2008年に1839年以来初めて蒸留用に大麦が栽培されました。
熟成年数>>
5年。フェノールが最も表現力豊かになると考えられています。
エディションナンバー>>
1の位はリリースされた年数を表します。小数点以下は下記
- 「××.1」…バーボン樽100%
- 「××.2」…がワイン樽熟成原酒とのヴァッティング
- 「××.3」…希少なオクトモア農場産の大麦を使用したもの。100%オクトモア地区で生まれた、オクトモアの中のオクトモア
- 「××.4」…ヴァージンオーク(新樽)100%
オクトモアの歴史>>
・2002年9月23日
生産開始。蒸留器は背が高く、細い蒸留器だったと言われています。
・2002年
蒸留された最初のバッチは80.5ppmにピートされました。その後のバッチは208ppmにまで達しました。
・2008年
バーボン樽熟成のオクトモアがリリース。
・2.1「Ochdamh-Mor」
140ppm
・「Octomore Orpheus」
ボルドー城、Petrusが提供するフレンチオークの樽が使用されました。
・6.2
167ppmバーボン樽とアキテーヌ産のリムーザンオークのヴァッティング。
・7.2
208ppm
アメリカンオーク、北部ローヌ地方のシラーのワイン樽のヴァッティング。
ブルックラディ蒸留所|ボタニスト・ジン
古いローモンドスチル「アグリーベティ」を保有しており、ボタニストというジンを生産しています。31種類のボタニカルを使用。内、アイラ島産のボタニカルは22種類。
ブルックラディ蒸留所|歴史
1816年>>
オクトモア蒸溜所、ライセンス取得(ジョージ・モンゴメリ&Coによる)
1829年>>
オーナー:—
ポートシャーロット蒸溜所設立。フレデリックキャンベル卿の妻にちなんで命名されました。後にロッホインダール蒸溜所に改称。
1852年>>
オクトモア蒸溜所、閉鎖
1880年代>>
ロッホインダール蒸溜所、年間約58万ℓ生産。
ラガヴーリン:年間約34万ℓ
アードベッグ:年間113万ℓ
1881年>>
オーナー:Robert Harvey & Co
ブルックラディ蒸溜所創立
Harvey兄弟、ウィリアム、ロバート、ジョンにより蒸溜所創立
1881年にグラスゴーでダンダシルとヨーカーの穀物蒸留所を所有していたハーヴェイ兄弟によって建てられました。初期はブレンデッド用として生産されていました。
1886年>>
ブルックラディ・ディスティラリー・カンパニー設立
1920年>>
ロッホインダール蒸溜所、ベンモア・ディスティラリーズ社により買収
1929年>>
Lochindaal蒸溜所、世界大恐慌のあおりを受け閉鎖
機械や設備は解体、ほとんど取り除かれてしまいましたが、建物のうちいくつかの棟は残され1990年代までバター製造所として利用されました。そして現在は有料駐車場やユースホテルができています。
しかし、2棟の堅固な石造りの倉庫だけはウイスキー熟成庫として残され、その1棟でポートシャーロットが熟成されています。
1929年>>
ブルックラディ蒸溜所、世界大戦による経営悪化のため1936年まで生産停止
1937年>>
オーナー:Joseph W Hobbs
1938年>>
オーナー:National Distillers of America
1952年>>
オーナー:Ross & Coulter
1954年>>
オーナー:Distillers Company Limited
1960年>>
オーナー:AB Grant
1968年>>
オーナー:Invergordon Distillers
1975年>>
ブルックラディ蒸溜所、スチルを4基に増設
1994年>>
ブルックラディ蒸溜所、閉鎖
2001年>>
ワイン商のマーク・レイニヤーとビジネスパートナーであるサイモン・コーリンが買収。7000丁の樽を引き継ぎます。
モルトウイスキー、ポートシャーロットの生産開始
ジム・マッキュアン氏参加
2002年>>
モルトウイスキー、オクトモアの生産開始
2006年>>
ポートシャーロット5年(PC5)リリース
2008年>>
オクトモア、初リリース
2012年>>
オーナー:レミーコアントロー
レミーコアントロー社、ブルックラディ蒸溜所を5,800万ポンドで買収
2015年>>
PC12を免税店限定で販売
ブルックラディ蒸留所|種類・ラインアップ
ブルックラディ
ザ・クラシックラディ
以前はスコティッシュ バーレイという名前で販売されていました。
スコットランド産の麦芽を100%使用。アイラ島にて熟成。
ノンエイジのスタンダードにして完成度の高い味わいを楽しめるボトルです。
樽>>
アメリカンオーク樽
シェリー樽、ワイン樽
香り>>
ハチミツ、レモン。フローラル
味わい>>
シリアル、フルーツ。オーク、スパイス
ブルックラディ
アイラ・バーレイ 2011
アイラ島産の大麦100%のブルックラディ。
ラベルにはその年に使用した大麦の農場名と場所が記載されています。
アイラ島内の…
- 単一農園(シングルファーム)
- 単一畑(シングルフィールド)
- 単一年シングルヴィンテージ
- 単一品種(シングルバラエティ)
…という限られた条件下でつくられた地元愛を感じるこだわりのボトルです。
樽>>
75%:ファーストフィル・バーボン樽
10%:ファーストフィル・ワイン樽(リヴザルト)
15%:セカンド及びサードフィルの甘口白ワイン樽(オーストリア、ソーテルヌ)
それぞれの原酒をヴァッティングし、6ヶ月間後熟
香り>>
ローラルかつフルーティな香り。これまでの「アイラ・バーレイ」シリーズ同様、あふれんばかりの柔らかいフルーツと繊細でフローラルなアロマ。
味わい>>
柔らかくクリーミーな口当たり。大麦由来の豊かな天然のオイルが、繊細なエルダーフラワーやスイカズラ、そして大麦糖の豊かな甘みとともに舌を包み込む。最初にシトラスが海のテイストを際立たせ、ブラックペッパーとショウガの微かなフレーバーがかすかな刺激とスパイシーさを与える。
ブルックラディ
ベア・バーレイ2008
オークニー諸島で栽培されるベア種の大麦を使用して作られたボトル。
この大麦はハイランズ&アイランズ大学の農学研究所とのパートナーシップにより生育されました。
古代種である大麦「ベア・バーレイ」は栽培が難しく、そのため大量生産することができません。
しかしその味わいは力強く、これを使って造られたブルックラディはとびきりリッチでエレガントなフレーバーを持っていると言われています。
こちらは2008年に蒸溜し、バーボン・テネシーウイスキーで使用したアメリカンオーク樽で9年熟成したものになります。
樽>>
バーボン樽:アメリカンオーク
香り>>
セイヨウスグリ、リンゴ、洋ナシ
味わい>>
リッチでモルティ、十分な深み
ブルックラディ
ブラックアート 1994
「ブルックラディ ブラックアート」は、ブルックラディ蒸留所のヘッド・ディスティラーが、特別に厳選したキュヴェシリーズです。原酒の組み合わせも、その創造主であるヘッド・ディスティラーのみぞ知る数量限定品。
1994年はブルックラディが閉鎖された年であり、その間もこの原酒は貯蔵庫で生き続け、そして現在までの蒸留所の再興を見守り続けていました。このウイスキーは先人の意思を継ぐ思いがクオリティとして現れている、と語られています。
樽>>
アダム・ハネットのみぞ知る
香り>>
リッチなマジパン、続いてクルミ、カスタードプリン、ほのかなストロベリー、すみれ、ココナッツ
味わい>>
ココナッツ、ロクム、ソフトキャラメル、オレンジのスパイス煮
ポートシャーロット
10年
下記で紹介する「ポートシャーロット スコティッシュ・バーレイ」の後継的な存在の1本です。
スコットランド産大麦100%(インバネス州産)使用。モルティさとヘビーピートの力強さを持ちながら、さらに10年熟成の深みが感じられるリッチな仕上がりとなっています。
樽>>
65%:ファーストフィル・アメリカンウイスキー樽
10%:セカンドフィル・アメリカンウイスキー樽
25%:セカンドフィル・フレンチワイン樽
香り>>
ドライで土っぽく、スモーキーなアロマ、キャラメルソース、かすかなショウガ、ナツメグ、クローブ
味わい>>
繊細さと柔らかさを感じ、スモーキーでココナッツ、ヴァニラカスタード、レモン、牡蠣の燻製
ポートシャーロット
スコティッシュバーレイ
少し前までのスタンダード的ボトル。
樽>>
アメリカンオークのバーボン樽
香り>>
—
味わい>>
—
ポートシャーロット
アイラバーレイ 2012
パートナーであるアイラ島の8軒の農場の収穫した大麦を使用し、2012年に蒸留、海岸沿いの貯蔵庫で熟成したウイスキーです。
原産地からボトリングまで全てがアイラ島内で完結している為、テロワールへのこだわりを理解するのにぴったりなボトルです。
曰く、「これこそが本当のアイラモルトだ」と信じている、と語られています。
樽>>
75%:ファーストフィル・アメリカンウイスキー樽
25%:セカンドフィル・ワイン樽
香り>>
フレッシュなリネン、砂っぽい潮風の香りが立ち上がり、それから心地よいレモンの刺激と、グリーンフルーツの瑞々しさ、アップルソース、若い洋ナシ
味わい>>
柔らかさと甘さ、蜂蜜、ヴァニラ、ミルクチョコレート、杉の爽やかさとブラックペッパー
ポートシャーロット
MRC:01
全期間アイラ島で熟成したからこそ育まれる爽やかな海のニュアンスをはっきりと感じることができ、バーベキューのようなスモーキーさとの絶妙な調和は、ポートシャーロットらしい、まさにアイラ・シングルモルトです。
樽>>
50%:ファーストフィルのアメリカンウイスキー樽
50%:セカンドフィルのワイン樽
ヴァッティング後フレンチオーク樽にて1年以上後熟(ボルドー地方左岸の最上級シャトーで使用されたワイン樽)
香り>>
ルーツとピートスモーク。軽やかで明るくフルーティー
味わい>>
アイシングシュガーやマシュマロの甘さがスモーキーさの中で弾みます。甘みの強い赤いフルーツとピートの煙。メープルシロップ、オレンジ、甘く煮た桃
オクトモア 01.1
オクトモア第一号。
2002年10月に蒸溜、ボトリングは2008年の12月。5年熟成でアルコール度数は63.5%。6000本限定。
一説にはやや青っぽいセロリのようなアロマもあるとか。
樽>>
—
香り>>
—
味わい>>
—
オクトモア 08.3
マスタークラス・アイラバーレイ
原料の大麦はアイラ島オクトモアファームで2010年に収穫されたもので2011年蒸溜の5年物。
フェノール値はオクトモアでも最大の309ppm(正確には309.1ppm)となり、この数値は未だ塗り替えられていません。アルコール度数61.2%。
樽>>
56%:ファーストフィルのバーボン樽
44%:ポイヤックやヴァントゥー、ローヌ、バーガンディワインのワイン樽
香り>>
トーストしたオークと土っぽいピートの煙、バンデージ。メープルシロップ、洗い立てのリネン、貝。ピートモスの上に茂るヒースの上に寝転んだ記憶を呼び起こし、あたたかな日差しが野の花の香りを和らげている。さくらんぼ、桃、マンゴー等のフルーツに、オークと麦由来のクリームブリュレとトフィー。
味わい>>
最初に訪れる爆発的なピートのサプライズは苦味を伴い、圧倒的。もう一口含むと、さくらんぼとピーチ、トーストして甘さの出たオーク、ダークチョコレート、ブーツ磨き、海藻。このレベルではピートは雷雲のようで、あたりの空気までも煙で包み込む。骨まで染みるようだ。
オクトモア 10.1
スコティッシュ・バーレイ
2012年収穫の大麦を使用し、2013年に蒸留。
使用している樽はジムビーム、ヘヴンヒル、バッファロートレース、ジャックダニエル。
フェノール値は107ppm、アルコール度数は59.8%と相変わらずの分厚い仕様。42,000本の限定生産です。アルコール度数 59.8%
樽>>
ファーストフィルのアメリカンオーク樽
香り>>
まずヴァニラが香り、キャラメル、そしてかすかなスモークが現れてはすっと消えていく。りんごあめ、グースベリー、マジパン。
味わい>>
柔らかさと力強さ、そして暖かさが口に広がる。ペッパーと大麦糖と共に、乾いた土とゴムを感じさせるスモーキーな風味。温かい砂、焦げたオークの甘さ、パイナップル。
動画
