あけましておめでとうございます。イチローです。新年一発目のモルトはボウモアで始めたいと思います。
なぜボウモア?
アードベッグじゃないの?
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。私も今「浮気してる方ってこんな気持ちなのかな」となんとも言えない背徳感に苛まれています。
ボウモアにしたのには訳がありまして。それは今まさにマイブーム真っ只中という現実。
去年の私的MVPに輝いたボウモア!
複雑な香味に優しい煙!たまらない!
…と、その上品さの虜になりつつあります。この香味はまさに女王。美味しいですね〜。
というわけでボウモアの深掘りをさせて頂く為に北新地のBarターロギーソナ様にお伺いしました。宜しくお願いします。
教えて頂いたのはこちらのボトル。ボウモア21年ペドロヒメネス(PX)カスクフィニッシュです。
一体どんなお味がするのでしょう。勉強させて頂きます!
ボウモア21年|スペックと価格
アイラモルト
ボウモア21年
Bowmore21Yo PX cask finish
・OFFICIAL COMMENT・
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地域 | アイラ |
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名前の意味 | ボウモア村から(ゲール語で大きな湾・大きな岩礁の意) |
熟成年数 | 21年 |
樽材 | PXカスクフィニッシュ |
度数 | 49.7% |
定価 | 約42,000円 |
特徴 | 甘口シェリーのペドロヒメネス樽で後熟されている |
原酒のブレンド先 | ビッグ・ピート、ブラックボトル |
ボウモア21年|ボトルデザイン
カタチは現行のボウモアと同じでしょうか。ラベルも同じスタイルに見えますね。
このボトルシェイプは非常に好み。この怒り肩が大好きです。「何としてもオリを貯めてやる!」という強い意志を感じます。
ラベルも伝統と高級感と新しさが混在したデザイン。奇をてらいすぎず、しかし堅実に現代的にアップデートする姿勢。そういうの大好きです。
ボウモア21年|テイスティング
このボウモアはペドロヒメネスの風味が特に濃厚に出ているそうです。果たしてその実態は!?
…頂きます!
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アイラモルト
ボウモア21年 PX樽フィニッシュ
Bowmore21Yo PX cask finish
香り
上品な昆布感・溜め池・穀物強め
穀物・ナッツ・磯・煙・オイル・グレープフルーツのわた・プルーン
味わい
甘くふくよか・セクシー・上品
ベリー・タンニン・渋み・膨らむ煙・軽いオイル・薪に隠れた草
同量加水
レモンと煙が残る
やはり綺麗で上品
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一言で
プルーンに絡む上品な煙とタンニン
ボウモア21年|評価
現行ボウモアの特徴(昆布感)をベースに上品に仕上げた一本。そんな印象を受けました。
※昆布感とは:穀物とナッツ、磯、煙、オイル、グレープフルーツ、プルーンが混ざり旨味のような表情も見せる要素のこと
溜め池要素もありますね。その香りはとても上品です。
※溜め池とは:軽やかなピートと澄んだ煙が馴染んだ要素のこと。類語として「藻の生えた池」がある
全体的にバランスが良く、しかしふくよかに感じるこのボトル。外飲みでもリラックスしている時にでもピッタリです。
それではまとめに入りましょう。
アイラモルト
ボウモア21年 PX樽フィニッシュ
Bowmore21Yo PX cask finish
・OFFICIAL COMMENT・
–
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プルーンに絡む上品な煙とタンニン
特徴 | バランス良・綺麗・セクシー・上品な昆布・綺麗な溜め池・穀物強め・甘くふくよか |
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飲みたい場面 | オールデイ |
定価 | 42,000円 |
価格評価 | 価格相応。バランスの良いボウモアを飲むにはこの価格は必要か。ボウモア26年・ヴィンナーズトリロジーは更に1万円高い。PXの特徴を感じる21年PXフィニッシュ。より綺麗で上品な26年トリロジー。どちらも適切な価格だろう。桃やマンゴーが目立つボトルでは無い。 |
キモはやはりPXフィニッシュでしょう。程よいタンニンと膨らむベリーの甘味を孕んだ煙がボウモアの中でも個性的です。
家飲みでも力を発揮しそうな予感。このタンニン感はリラックスして敏感になっている舌でも美味しく感じるでしょう。
合わせるフードやドリンクはどうかな。言ってもベースは綺麗で上品寄りの酒質で、タンニンも感じない訳ではないので飲むタイミングや飲み合わせは考えたい所です。
良いボトルをありがとうございます。ご馳走様です。
ボウモア21年|口コミや評価・評判
ボウモア21年とか1ショットでもすごい値段するけど味も香りも最高だよ
あれは飲める香水— 赤城落狼 (@fall_law) July 21, 2018
ボウモア21年PXフィニッシュ。
チャンギにて先行発売の免税限定品。 pic.twitter.com/swoDQEUGG9— Whiskyuki (@porcelain1985) November 14, 2019
シングルモルトの闇は深い
ボウモア21年を飲ませた爺さんに狂わされた
— すた丼を許された嫁●REC📹今年も逃げ場のないアナルウォッカローション手コキチャレンジとガチャ中毒 (@nagoyasn) September 21, 2020
個人的によく飲んでいるのがボウモア21年、18年とビッグピートです。いずれもアイラ系ですが。
— コアキンド【伏】 (@KOAKINDO1974) October 25, 2020
よし、有給で明日も休みだし、アニメでも見ながらウイスキーを飲むか〜
今日はボウモア21年と、今さっき買ってきたワールドウイスキー AO— $teveHxndJobs (@SteveHxndJobs) November 3, 2020
ボウモア21年|飲ませていただいたお店
北新地
Bar ターロギーソナ様
ボウモア21年PXカスクフィニッシュを頂いたのはこちら。Barターロギーソナ様です。清潔感のある店内。楽しいお話。ウイスキーマニアもバーマニアも楽しめる貴重なお店。ロマーノレヴィを始めブランデーもしっかりラインナップ。榊原様オリジナルのブレンデッドウイスキーは必飲。
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