大阪の中央区にあるビジネス街、本町。
中央大通り沿いにある船場センタービルが有名で、繊維・アパレル業が盛んです。
大通り沿いのハードロックカフェが閉店して寂しいなぁと思っていたところに、新しいBARが誕生したとの噂を耳にしました。
その名前はBAR Lit(リット)さん。BARヒラマツさんなどで6年修行された実力派です。
今回はBAR喫酒箱の中嶋さんの紹介でお伺いする事に。
本日もよろしくお願いします。
BAR Lit|外観
本町駅から徒歩2分。御堂筋を西に一本入ったところにBAR Litさんは居を構えていらっしゃいます。
住居の一階(?)。ともすれば見逃してしまいそうにも思えますが、看板はしっかり出ています。それを頼りに入り口へ。
扉の横には大きなガラスが貼られています。
除いて見るものの反射で中を見る事はできず。扉をノックして入店します。
BAR Lit|内観
扉を開けると平山さんがお迎えして下さいました。ご案内頂き着席します。
店内はカウンターのみの9席。奥に細長く伸びています。
座席は布張り。肘置きが付いているのが嬉しいですね。
照明は暗め。窓から自然光が差し込んでいます。漂うバニラの香りは芳香剤でしょうか
チャームはナッツ。おしぼりからは柔軟剤の香りがしました。
1杯目|ジンフィズ
一杯目はジンフィズを頂きました。ジンの指定などはしていません。
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使用頂いたジンは冷えたタンカレー。ややゆっくりめの優しいシェイクで仕上げて下さいました。
中にはレモンの果肉がたっぷり入っています。
シトラス香る爽やかなジンフィズ。甘みと酸味のバランスも好みです。美味しゅうございます。
2杯目|オールドファッションド
二杯目はオールドファッションドをお願いしました。お店ごとの個性が現れる、日本でのジントニックのように扱われているカクテルです。
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霜が付くまで冷えたミキシンググラスを用いて作られるオールドファッションド。
ベースのウイスキーも冷えたリッテンハウスを使って下さいました。
お味はこってり。少しドライでスパイシー。
オレンジの使い方やシンプルな見た目にヒラマツさんの系譜を感じます。好みの味です。
3杯目|シンデレラ
今日はこちらで3件目。少し酔ってしまいましたので、最後はノンアルコールで締めようと思います。シンデレラをお願いしました。
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シェイクは1段振りとなり、先ほどのジンフィズより少し早いスピードで振って下さいました。
瑞々しく甘酸っぱい。このシンデレラもバランスが良く美味しゅうございました。
BAR Lit|清潔感
清潔感アリ。レストルームも清潔です。
カウンターも丁寧に磨かれていて、扉も綺麗で傷も目立たず。
BAR Lit|人柄・雰囲気
お人柄は実直な印象です。BARヒラマツさんでの修行期間は3年ほどとの事ですが、その「3年勤め上げる事ができた」と言う事実が骨太な精神力を表しているようにも思えます。
会話は適度に振ってくださいます。幼い頃から格闘技に興味を持ってらっしゃったそうで、その繋がりからかイベント関係者の方もいらっしゃるとか。
お店の照明は暗く落ち着いた演出をされていますが、人との間には明るく楽しげな空気が漂っていました。街の方に愛されている事が伝わります。
BAR Lit|まとめ
所作やオペレーションなど色々な部分でヒラマツさんのマインドを感じます。(ヒラマツさんは私が最も好きなBARの1つです)
こうして人の想いは受け継がれていくのかな、と少しロマンチックな気持ちになりました。
価格は3杯で5千円台。相応かと。
カクテル2杯で6千円を超えるオーガスタさん(この記事ではウイスキーを中心に取り扱っています)を超えるお店は無いものでしょうか。情報お待ちしております。
余談ですが、このお店から南にしばらく歩いた所にRSCというボクシングをコンセプトとしたアパレルショップがあります。
格闘技がお好きな方はそちらもお楽しみ頂けるかと思いますし、そちらのショッパーを持ってLitさんに伺うと話が盛り上がるかもしれません。
それでは今日はこの辺で。
ご覧いただき有難うございます。