当サイト「ウイスキーモンスター!」のメインコンテンツの一つ「BARのレビュー」
記事毎に星の数で評価をしているのですが、その基準を改めて説明させて頂きたいと思います。宜しければ下記をご覧下さい。
評価基準
星5
★★★★★
Five Stars
以下の全てに該当する
・勉強家
・高い技術
・誠実である
また、以下の要件も満たしている
・お客様の層が良い
・清掃が行き届いている
・スタッフ全員が誠実である
※3回以上訪問の上評価
星4
★★★★☆
Four Stars
以下の要件に2つ以上該当する
・勉強家
・高い技術
・誠実である
また、以下の要件も満たしている
・お客様の層が良い
・清掃が行き届いている
以下の要件に1つ以下該当する
・不勉強
・技術不足
・自分本位のサービス
星3
★★★☆☆
Three Stars
以下の要件に1つ以上該当する
・勉強家
・高い技術
・誠実である
以下の要件に2つ以下該当する
・不勉強
・技術不足
・自分本位のサービス
星2
★★☆☆☆
Two Stars
以下の要件に2つ該当する
・不勉強
・技術不足
・自分本位のサービス
星1
★☆☆☆☆
Star
以下の要件に全て該当する
・不勉強
・技術不足
・自分本位のサービス
星0
☆☆☆☆☆
No Star
訪問するも評価の為の情報を十分に得られなかった際は「☆☆☆☆☆(星0)」とする。
用語解説
勉強家とは
自身の取り扱う商材を正確に説明できる。食事や時事、芸能、音楽などお酒以外にも深い造詣を持っている。
不勉強とは
自身の取り扱う商材を正確に説明できていない。
高い技術とは
美しい所作。カクテルにて+αの感動を。
技術不足とは
所作がスムーズでない。カクテルの制作意図が不明瞭。
誠実とは
嘘を吐かない。間違いを誤魔化さない。
自分本位のサービスとは
嘘を付く。誤魔化す。知ったかぶりをする。自分本位な会話が多い。
お客様の層が良いとは
・みだりに人に話しかけない
・自意識の高さを感じさせない
・愚痴や悪口を大声で話さない
…など、他の方への配慮を行う事ができる方と出会う確率が5割以上であり、他の方への配慮が出来ない方と出会う確率が2割未満の場合を指します。
なぜ勉強・不勉強を分けるのか
目的
・私からお店に向けて・
勉強家の方へのリスペクトを表す為
・皆様に向けて・
そのBAR発信の情報の信頼性をある程度事前に判断頂けるようにする為
評価の例
並んでいるボトル2本の違いを正確に説明でき、そのブランドの歴史や製法、別のボトルに絡めた話、体験談もできる。周辺の食事処も把握しており、その評価が理に適っている。
▼
勉強家に該当する
並んでいるボトル2本の違いを説明できるが、歴史や製法については説明できない。
▼
どちらにも該当しない
並んでいるボトル2本の違いを説明できない。
▼
不勉強に該当する
BARには様々な商材が置かれています。それぞれに特徴があり、その全てを消費者が理解するのは困難です。
では、バーテンダーは何の為に存在するのか。それは皆様がお望みの一杯を提案する為だと考えています。
その為に多くの時間を割き多くの血を流されている方は多くいらっしゃいます。そんな方へのリスペクトを表す為にこの評価基準を設けさせて頂きました。
また、お店側が正しいと思って説明していたとしてもその情報が間違っている場合もございます。その間違いが目立つ場合は不勉強とさせて頂いています。
もし貴方が間違った情報を別の場でお話したとすると、それは貴方の恥に繋がる可能性があるからです。
貴方のバーライフを守る為にも事実は事実として残す事が大切だと思っています。
なぜ技術の有無を分けるのか
目的
・私からお店に向けて・
技術を身に付けている方へのリスペクトを表す為
・皆様に向けて・
味を求める方にオススメできるか否かをお伝えする為
評価の例
美しく、意図が伝わる所作でカクテルメイキングを行う。その味作りからも意図が伝わり、かつ美味しく感じるものである。
▼
高い技術に該当する
所作に目立つ部分が無い、もしくは外連味を感じる。味作りにネガティブな要素を感じない。
▼
どちらにも該当しない
所作がスムーズで無い。味作りの意図が伝わらなかったり、過去の私がやりがちだったミスを犯したりしている。
▼
技術不足に該当する
この基準も、美しい振る舞いやその味作りを身に付ける為に多くの血と時間を費やしていらっしゃる方の為に設けさせて頂きました。
スムーズな所作は見ていて惚れ惚れしますし、お連れ様との空気の邪魔にもなりません。その空気を盛り上げる事もあります。
お味が良ければバーで過ごす時間は更に良質なものとなるでしょう。人生の大切な時間をより良いものにする為にもこの評価軸は必要だと判断しました。
なぜ誠実・非誠実を分けるのか
目的
・私からお店に向けて・
誠実な方へのリスペクトを表す為
・皆様に向けて・
互いにリスペクトし合えるコミュニケーションが成立するか否かをお伝えする為
評価の例
自分の間違いを誤魔化さない。目線を合わせた会話、寄り添った会話をして頂ける。
▼
誠実に該当する
自分の間違いはスルーするも次回以降に変化が見える。自分本位な部分も見えるが基本的には目線を合わせて下さる。
▼
どちらにも該当しない
自分の間違いに気付くと誤魔化したり話題をすり替えたりする。信頼関係が結べてない内から自分語りに終始する。
▼
自分本位のサービスに該当する
どんな世界にも嘘で誤魔化したり過剰な自己アピールでリスペクトを得ようとされる方はいるものです。BARの世界も例外ではありません。
しかし、嘘で取り繕う事なく、誠実に人と…そして自分と向き合っていらっしゃる方が存在するのも事実です。
そんな誠実な方に敬意を払う為にもこの評価基準を設けさせて頂きました。
また、自分語りに終始する接客や上から目線の接客が苦手な方は少なくないでしょう。そんな方がストレスを感じる機会を少しでも減らして頂く為にもこの項目は必要だと判断しました。
ネガティブ体験のリスクを減らしBARライフをブラッシュアップしてきいましょう。
なぜお客様の層が評価に影響するか
目的
・私からお客様に向けて・
配慮を忘れないお客様へのリスペクトを表す為
・皆様に向けて・
どの程度安定したバータイムを過ごせるかの判断材料として使用頂く為
評価の例
無闇に話かけられない。もしくはお店の方と話している内容や紹介を通じて、お互いの事を多少なりとも察した上で会話が始まる。
▼
「他の方への配慮が出来る方」の一人としてカウントします
気軽に話しかけられるも、その内容はポジティブであり、会話が成立する。自己アピールや愚痴、悪口も目立たない。
▼
どちらにも該当しない
気軽に話しかけられ、自分語りに終始される。同席せずとも自己アピールや愚痴、悪口が目立って聞こえる。
▼
「他の方への配慮ができない方」の一人としてカウントします
BARのレビュー|評価基準について|まとめ
最後までご覧頂きありがとうございます。当サイトはこのような基準でBARレビューを行なっています。宜しければ実際のBARレビュー記事もご覧頂けますと幸いです。
それではまた!
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